とんかつ誕生のひみつ
とんかつって、日本の食卓にすっかり馴染んでいるけれど、実はそのルーツはヨーロッパにあるんです。もともとはフランスやドイツの「カツレツ」が、日本風にアレンジされたもの。明治時代に日本へやってきたカツレツは、最初は牛肉で作られていました。でも、日本では豚肉のほうが馴染みが深かったため、「じゃあ、豚肉でやってみよう!」ということで、とんかつが誕生したのです。
最初はナイフとフォークで食べるおしゃれな洋食だったとんかつ。でも、「ご飯と一緒にお箸で食べたい!」という日本人の好みに合わせて、だんだんと定食スタイルになっていきました。そして今では、定食だけでなく、カツ丼やカツカレーなど、さまざまな形で楽しめるようになっています。こうして、西洋生まれのカツレツが、日本のとんかつへと進化したんですね。
とんかつの魅力って?
とんかつの一番の魅力は、やっぱりあの「サクサク&ジュワ~!」な食感。衣をザクッと噛めば、中からジューシーな豚肉の旨みがあふれ出し、そこにとんかつソースの甘辛さが加わる…。もう、想像しただけでお腹が鳴りそうです。
実は、とんかつにはいろんな種類があるんですよ。脂の甘みを楽しめる「ロースかつ」、あっさりヘルシーな「ヒレかつ」、名古屋名物の「味噌かつ」、さらにはチーズや梅しそを挟んだアレンジとんかつまで!
食べ方も自由自在。定食スタイルでがっつり楽しむのもよし、カツ丼にしてふわふわ卵と一緒に食べるのもよし、カツカレーにしてスパイスと組み合わせるのも最高です。こんなにバリエーション豊富なとんかつ、嫌いな人なんていないんじゃないでしょうか?
おうちで最高のとんかつを!
「お店のとんかつもいいけれど、おうちで揚げたてを楽しみたい!」というあなたに、とんかつを美味しく作るコツをご紹介します。
まずは、お肉選び。ジューシー派はロース、あっさり派はヒレがおすすめです。そして、揚げる前に筋を切ると、食べたときに柔らかくなりますよ。
次に衣。小麦粉、溶き卵、パン粉の順にしっかりつけるのがポイント。パン粉は粗めのものを使うと、サクサク感がアップします。
揚げるときの油の温度は170~180℃がベスト。低すぎるとべちゃっとしてしまい、高すぎると焦げちゃうので要注意です。きつね色になったら、網の上で少し休ませて余分な油を落としましょう。
最後に、食べるときのおすすめアレンジ。とんかつソースはもちろん、塩やレモンでさっぱり食べるのも美味しいですよ。キャベツの千切りと一緒に食べれば、最後まで飽きずに楽しめます。
さあ、あなたもおうちで最高のとんかつを作ってみませんか? きっと、サクサクジュワ~!の幸せが広がりますよ♪
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